【マットレスの寿命は5~10年!】マットレス寿命のサインは?長持ちさせるコツまで解説
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マットレスの寿命はどれくらい?
マットレス交換の目安や長持ちさせるコツは?
ベッドの上や敷布団の下などに用いられるマットレスは、体を支え安定させるので、快適な睡眠をとるために重要な寝具の1つです。
ただ、マットレスにも寿命があり、古い製品を使い続けることで劣化し機能が十分に発揮されなくなっていくことから適切な時期に交換が必要となります。
マットレスの交換のタイミングや平均使用年数に加えて、どのように使用すれば長く使うことが出来るのかについても気になりますよね。
そこでこの記事では、マットレスの交換時期に関する疑問をまるっと解決する以下のことを解説します!
\ この記事のまとめ /
- マットレスの寿命はどれくらい?
- マットレス交換のサインは?
- マットレスを長持ちさせるコツ
マットレスの寿命はどれくらい?
マットレスの寿命は材質や使い方に大きく左右されますが、一般的には5年〜10年程度使用すると交換を検討する時期だと言われています。
マットレスの種類で比較すると、他に比べて頑丈なポケットコイルの製品であれば最大で10年ほど使用出来ますが、それ以外の素材だと早い場合は3年ほどで買い替えが必要になることもあるでしょう。
寿命を超えてマットレスを使用すると、体にかかる体圧の負担が大きくなってしまったり、血液の循環が滞ることで疲労感に繋がる可能性もあるのです。
そこで、製品を適切な時期に買い替えるためマットレス平均使用年数や素材の種類別の寿命を解説します!
\マットレスの寿命/
- 素材や使い方にもよるが、一般的には5~10年程度が買い替えの目安
- 頑丈な素材であれば10年持つこともあるが、それ以外の素材だと早ければ3年で寿命を迎えてしまうことも
- 寿命を超えてマットレスを使用すると体への負担が大木なる可能性も
マットレスの平均使用年数は?
素材や使用方法でも大きく変わりますが、マットレスの平均使用年数は5〜10年ほどだと言われています。
ただし、この平均使用年数は全てのマットレスでの平均値で、製品の素材や種類によりその差は大きいものとなることに注意が必要です。
また、平均年数は一定の品質が保証された製品の年数のため、安価で品質が低いものだと劣化が早く、すぐに買い替えが必要となる場合も多いでしょう。
マットレスの素材の種類別の寿命
マットレスの寿命は、その製品に使用されている素材の種類や特徴に大きく影響を受けます。 例えばマットレスの代表的な素材としては以下の4種類で、おおよその寿命は以下の表のとおりです。
素材 マットレスの寿命 コイル 約8~10年(ポケットコイル) 約7~9年(ボンネットコイル) ウレタン 約6~7年(高反発性) 約3~5年(低反発性) ファイバー 約6~8年 ラテックス 約6~9年 このように素材によって、寿命に大きな差があります。
代表的な素材には、コイル素材とウレタン素材があります。
コイル素材の製品には、「ポケットコイル」と「ボンネットコイル」があり、ウレタン素材の製品には反発力の違う「高反発性」と「低反発性」の2種類があり、ここでも寿命の年数に違いがあるのです。
「ポケットコイル」はバネがそれぞれ独立して支えているのが特徴で、「ボンネットコイル」はバネが連結しているのが特徴です。
連結している方が、湿気をためやすく若干耐久性が劣ります。
「ウレタン」では、高反発性のマットレスの方が密度が高く、圧にも強いため低反発性の製品よりも劣化しにくいと言われています。
最も耐久性に優れているのはポケットコイルのマットレスで、使用感も他の素材に比べると頑丈で横揺れが少ないため複数人で使用することができます。複数のコイルが、それぞれ独立しているので柔らかめで体にぴったりと合うことが特徴です。
一方で最も耐久性が低い低反発性のウレタン素材マットレスは、体にかかる体圧を分散させる機能が高く、押し返される力が少ないため柔らかく沈み込んでいくような寝心地が特徴です。
マットレス交換のサインは?
マットレスも使用期間が長くなると、劣化してしまい製品が持つ本来の機能を十分に発揮することができません。
とはいえ、少し見ただけではその製品を交換するべきなのかの判断が難しいですよね。
そこでこの章では、マットレスの交換のサインには、どのようなものがあるのかを解説します。
\マットレス交換のサイン/
- ①内部のスプリングなどの軋みなどの音が気になる
- ②購入時よりも反発力が弱くなり、体圧のかかる部分の凹みが直らない
- ③起きた際に、腰や肩に痛みを感じたり、疲労感が残るなど不体の調がある
マットレス交換のサイン①軋みなどの音が気になる
マットレスの内部から軋みなどの音がする場合には、内部の部品が劣化し寿命を 迎えている可能性が高いです。
この現象はスプリングが内部に使用されているコイル型のマットレスで確認できるサインですが、軋みなどの音がした場合には体を支える力が弱まっていることが考えられるため、買い替えを検討する必要があります。
具体的には、ばねがギシギシと軋んでいる音が聞こえている場合はもちろんのこと、内部のばねが背中に当たって痛みを感じる場合には、バネだけに関わらず内部のクッションも劣化してしまっている可能性が高いので早期に買い替えるのがおススメですよ!
マットレス交換のサイン②反発力が弱く、凹みが直らない
特に高反発性のマットレスに見られる特徴ですが、購入時よりも反発力が弱くなり、体圧のかかる部分の凹みが直らない場合も交換のサインです。
マットレスの役割である正しい寝姿勢を保ちしっかりと体を支える機能は、製品の反発力によるものですが、劣化により機能が正しく発揮できないと、姿勢が崩れ不調の原因に繋がる可能性もあります。
高反発性のマットレス以外でも、このような状態で明らかに反発性が購入時よりも落ちている場合には、買い替えを検討する時期である可能性が高いです。
マットレス交換のサイン③起きた際に体に痛みを感じる
起きた際に肩や腰などの箇所に痛みを感じる場合には、マットレスが体に合わなくなってしまっている状態です。
体を支える機能のあるマットレスが、経年劣化により寿命を迎えた際には、寝心地が悪くなったり呼吸が上手くできずに翌日の不調に繋がる可能性も高いです。
また、体圧をうまく分散できないことからも、頭・背中・腰・足などの体のラインの外側に出ている箇所へ負荷が大きくかかってしまい、痛みを引き起こすこともあります。
寝起きで肩や腰などの体の各部分で痛みを感じたり、疲れが取れていないと感じる場合にはマットレスを交換する必要があります。
マットレスを長持ちさせるコツとは?3つのコツを押さえよう!
マットレスは経年劣化によって寿命を迎えますが、使用方法を意識することで、使用期間を伸ばしより長く使用することが出来ます!
そこで、この章ではマットレスを長持ちさせるコツについて解説します。
\マットレスを長持ちさせるコツ/
- ①カビの原因にもなる寝汗の除湿を行う
- ②定期的にシーツを洗濯し、こまめに変える
- ③マットレスを裏表交互にローテーションで使う
マットレスを長持ちさせるコツ①除湿を行う
マットレスを長持ちさせるためには除湿を行う必要があります。
人は寝ている際に汗を大量にかき、マットレスはその湿気を吸収するため、どんどん湿気がたまっていきます。 マットレスに湿気がたまると、記事の内部が劣化しやすくなったり、カビの原因にもなるため、定期的に除湿を行っていきましょう。
具体的な除湿の方法としては日干しや陰干しが効果的ですが、1人で干すのが難しい場合には壁に立てかけて、隙間に扇風機などで送風することでも除湿できます。
ただし、製品によっては日干しが推奨されていない場合もあるので、製品の表示をしっかりと確認をして適切な方法で除湿を行いましょう。
マットレスの購入には、長期的に使えることも念頭にお手入れのしやすさも考慮して選ぶこともおすすめです。
マットレスを長持ちさせるコツ②シーツをこまめに変える
マットレスにシーツを敷き、定期的に交換することで、製品の劣化を遅らせて結果的に長期的に使用することが出来ます。
マットレスにそのまま寝てしまうと、睡眠時にかいてしまう汗を吸収することで湿気がたまってしまったり、汚れなどが付着することで製品の劣化を早めます。
そこでマットレスにシーツを敷くことで、製品の代わりに湿気を吸収してくれたり、体の皮脂や古い角質などが直接付着するのを防ぐことが期待できます。
丸洗いが可能なファイバー繊維のマットレス以外は、洗濯したり掃除するのが難しい場合も多いですが、シーツであれば汚れてしまったり湿気が貯まったりした段階で別のシーツに交換することで清潔に保つことが出来るでしょう。
湿気が貯まってしまったり、体の皮脂や古い角質などを放置しておくとダニが発生してしまうため、マットレスに敷いているシーツは定期的に洗濯したり交換することで、製品を清潔に長く使用することができます。
清潔な環境で眠ることで、睡眠の質を高められる可能性もあるため、1週間から2週間に1度は洗濯するのがおススメですよ!
マットレスを長持ちさせるコツ③マットレスを裏表交互に使う
裏表両面使える設計のマットレスの場合は、製品を裏表交互に使うことで劣化を遅らせることも可能です。
高汎発性のマットレスや低反発性のマットレスの中には裏表両面使用することが出来る製品もあり、裏表交互に使うことで湿気をためすぎるのを防いだり、製品の同じ場所に体重がかかることを避けることで劣化を遅らせることが出来ます。
おおよそ2か月から3か月に1度は裏表を回転させて、使用すると良いでしょう。
裏表両面使える設計のマットレスについて、裏表交互に使用することで長持ちさせる方法をお伝えしましたが、それ以外の製品を使用している場合にも、寝汗の量が異なる上半身側と下半身側の部分を入れ替えること でも、長持ちさせる効果があります。
長持ちと寝心地の良さを両立させるおすすめウレタンマットレスは『nemuliマットレス』
マットレスを購入する際には、『自分にあった寝心地のよさ』と『耐久性』を両立させたいですよね。 そこでおすすめしたいのが『nemuliマットレス』です。
『nemuli』のマットレスは、自分の体の形状や体重、寝方に合わせてマットレスの形をパーソナライズできる新しいマットレスです。
通気性の良いウレタン製でマルチな使用シーンを想定しているため、 現在使っているマットレスの上に重ねてマットレストッパーとしても、直接床やベッドフレームに敷くことでマットレスとしても使えます。
独自のアルゴリズムで体の個性に合わせて、ウレタンの形、配置をデザインできるため、自分が一番しっくりくる寝方に合わせ、それぞれの寝やすい寝方に最適なマットレスを選ぶことができます。
完全オンラインで購入ができるため、時間がない方やすぐに自分にあった寝具が欲しい方にも最適です。
また、搬入がしやすく軽いマットレスなので、除湿などのお手入れも簡単に行えます。 マットレス選びで間違えたくない方や、より寝心地にこだわりたい方にもおすすめですよ!
マットレスの寿命に関するよくある質問
さて、最後にマットレスの寿命に関するよくある質問をそれぞれ解説します。 ここでマットレスの寿命に関する疑問を解消して、あなたにぴったりの寝具を選びましょう!
\マットレスの寿命に関すよくある質問/
- マットレスは何年使ったら交換?
- 寿命のきたマットレスを交換しないとどんな影響がある?
マットレスは何年使ったら交換?
マットレスの寿命は、製品の素材や種類に加えて使用方法によっても大きく異なりますが、おおよそ5年〜10年くらいで交換の時期を迎えると言われています。
あくまで、一定の品質を保ったうえで販売されている寝具の平均使用年数のため、安価で品質が保たれていない製品の場合は更に寿命が短くなる点に注意をしてください。
マットレスの素材の違いでいえば、コイルタイプの製品の方が使用可能な年数は長い傾向にあり、ウレタンタイプの製品は比較的使用可能な年数が短いです。
また、コイルタイプでいうと、ポケットコイルであれば約8~10年、ボンネットコイルであれば約7~9年で寿命を迎えると言われ、ウレタンであれば、高反発性の製品なら約6~7年、低反発性の製品であれば約3~5年で買い替えを検討する必要があります。
そして使い方で言うと、湿気を定期的に取り除くことや、シーツをこまめに交換することでマットレスの寿命が伸び、より長い期間使用することができるようになります。
寿命のきたマットレスを交換しないとどんな影響がある?
寿命のきたマットレスを交換せずに使い続けると、寝姿勢が崩れてしまい体の不調につながる可能性があります。
マットレスは体にかかる体圧を分散させることによって負担を軽減する機能と、寝姿勢を安定させる機能がありますが、寿命のきたマットレスは内部から劣化してしまうのです。
機能を十分に発揮することが出来ないマットレスを使用し続けると、体圧をしっかり分散できずに負荷がかかることから肩や腰の痛みなどの体の不調に繋がったり、体が沈み込みすぎて上手く呼吸が出来なくなり寝ても疲労感が残ることに繋がることもあるのです。
マットレスから軋みなどの音がしていたり、購入時に比べて反発力が弱く、凹みが直らなかったり、目覚めた時に体に痛みを感じるなどの状態なら、製品は寿命を迎えている可能性が高いです。
このような状態になった場合は、体の不調につながる前に早めに買い替えを検討した方が良いでしょう。