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マットレスの硬さの理想は?選び方や素材別の比較、調整方法までも徹底解説!

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マットレスのおすすめの硬さってどのくらい?
『マットレスは硬めの方がいいって本当…?』

と思っている人も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、マットレスの理想的な硬さや選び方、素材別硬さの比較まで解説します!

\ この記事のまとめ /

  1. マットレスの理想的なの硬さとは?
  2. マットレスの硬さの選び方|3つのポイントに注目
  3. マットレスの硬さを比較!素材別に解説

この記事を読んで、マットレスに関する悩みを解消し、より快適な夜を過ごしましょう!

 

マットレスの理想的な硬さとは?重要な3つのポイント

はじめに、マットレスの理想的な硬さについて解説します!

  1. マットレスと腰の間にスペースがない
  2. 腰が沈み込まない(背骨が自然なS字カーブ)
  3. 適度に寝返りできる

では、ひとつひとつ見ていきましょう!

マットレスと腰の間にスペースがない

1つ目のポイントは、マットレスと腰の間に空間があるかどうかです!

もし背中が隙間なくぴったりフィットしているなら、体の重みがマットレス上で均等に分散されていることになります。

硬い床の上に横たわると、肩や腰など体の突出した部分だけが床に触れており、背中はアーチ状に浮き上がっていますが、これが体圧が正しく分散されていない状態です。

体圧を適切に分散するためには、柔らかいマットレスを使う必要があります。

腰が沈み込まない(背骨が自然なS字カーブ)

2つ目のポイントは、腰が沈み込まないことです!

正しい寝姿勢は、立っている姿勢そのまま横になった状態です。

体の各部位のなかで腰が最も重いため、柔らかすぎるマットレスだと腰が沈んでしまいます。

そうなると腰に負担がかかり、腰痛の原因にもなりかねません。

特に、低反発のウレタンマットレスは注意が必要です。

「体圧分散」のためには柔らかいマットレスを選ぶ必要がありますが、柔らかいだけでは、腰が沈み込んでしまうというリスクもあるのです。

適度に寝返りできる

睡眠時には体のうっ血を防ぐため、適度な寝返りが必要です。

また、必要以上に腰が沈み込むのを防ぐために、マットレスにはある程度の「弾力性(硬さ)」も必要です。

柔らかすぎるマットレスでは、睡眠時に必要な適度な寝返りを打つことができません。

ーーーーーー

以上が、マットレスの理想的な硬さでした!

まとめると以下の通りです。

  1. マットレスと腰の間にスペースがない
  2. 腰が沈み込まない(背骨が自然なS字カーブ)
  3. 適度に寝返りできる

続いて、マットレスの理想的な硬さを選ぶメリットを紹介します。

 

マットレスの理想的な硬さを選ぶメリット

それでは、マットレスの理想的な硬さを選ぶメリットについて解説します!

  1. 寝姿勢を正しく守る
  2. 寝返りが必要な時に、寝返りがしやすい
  3. 体の一部に負担がかからず、体圧の分散が行われる

では、ひとつひとつ見ていきましょう!

寝姿勢を正しく守る

マットレスの理想的な硬さを選ぶことによるメリットの1つ目は、寝姿勢を正しく守ることです!

正しい寝姿勢とは、が正しい姿勢で立つときと、同じ姿勢で眠れる状態です。

具体的には、腰が沈み込んだり、突っ張ったりせず、S字カーブを保ち、眠れる状態です。

正しい寝姿勢で眠れると、体に無理がかからず、体動が少なくなるので、深い睡眠を十分にとることができます。

ご自身に合った硬さで、腰の沈み込みがない、ベッドマットレスで眠ることで、正しい寝姿勢で眠れ、質の良い睡眠につながるというわけです。

寝返りが必要な時に、寝返りがしやすい

2つ目のメリットは、寝返りが必要な時に、寝返りがしやすいことです!

寝姿勢が悪いことによる寝返りではなく、正しい寝姿勢でも、寝返りは発生します。

硬すぎるマットレスは、寝返りするときに体に痛みを感じます。

軟らかすぎるマットレスは、寝返りに無理な力が必要になります。

あなたに合った硬さのマットレスを選ぶことで、寝返りが必要な時に、寝返りがしやすく、よい睡眠に影響するのです。

体の一部に負担がかからず、体圧の分散が行われる

3つ目のメリットは、体の一部に負担がかからず、体圧の分散が行われることです!

腰が沈み込んでしまうマットレスは、腰にマットレスの圧力が、極端にかかります。

腰に圧迫感があると、目覚めたときに、腰や背中に違和感が生じます。

これが、体圧の分散がきちんとされていない状態です。

体圧分散がされることは、体に無理がかからずに眠れる要素の一つです。

体に合った硬さのマットレスを選ぶことで、体圧の分散が行われ、体に負担が少なく眠れるのです。

ーーーーーー

以上が、マットレスの理想的な硬さを選ぶメリットでした!

まとめると以下の通りです。

  1. 寝姿勢を正しく守る
  2. 寝返りが必要な時に、寝返りがしやすい
  3. 体の一部に負担がかからず、体圧の分散が行われる

続いて、 マットレスの硬さの選び方を紹介します。

 

マットレスの硬さの選び方

それでは、マットレスの硬さの選び方について解説します!

  1. 体型・体重で選ぶ
  2. 睡眠姿勢で硬さを選ぶ
  3. 好みで硬さを選ぶ

では、ひとつひとつ見ていきましょう!

体型・体重で選ぶ

どなたにも適応する、わかりやすい選び方が、体型や体重で硬さを選ぶことです!

マットレスの硬さを選ぶ際は、身長と体重の関係から算出される、BMI値を使うと、わかりやすく便利です。

一般的に、BMI25以上の人はマットレスに体が沈み込みやすいため、反発力がある硬めの素材がおすすめ、また標準値より体重の少ない人は、体が沈み込みにくいことから柔らかめの素材が適しています。

  • 標準より低い場合(18.5未満)は、普通の硬さ~やわらかめ
  • 標準の場合(18.5以上、25未満)は、普通の硬さ
  • 標準より高い場合(25以上)は、硬め

BMI値とは、ボディマス指数と呼ばれる、体格指数で、次の計算式から導きます。
BMI値 = 体重(kg) ÷ 身長の2乗(m)

ご自身の身長と体重から、BMI値を計算し、硬さを選ぶ目安にしましょう。

睡眠姿勢で硬さを選ぶ

睡眠姿勢で硬さを選ぶのもおすすめです!

仰向きに眠るか、横向きに眠るか、でも、硬さの選び方が異なります。

  • 仰向けで眠る方は、上でお伝えした、BMI値から硬さから選ぶ
  • 横向きで眠る方は、BMI値から選ぶ硬さよりも、やわらかめを選ぶ

横向きで寝ることが多いなら、柔らかめのマットレスをおすすめします!

その理由は、横向きになった姿勢の場合、背骨がまっすぐ一直線になるのが理想的だからです。

硬いマットレスを使っていると、肩や腰など体の突出した箇所が沈み込まないために背骨が曲がり、不自然な寝姿勢になってしまいます。

柔らかいマットレスを使えば、肩や腰が適度に沈み込み、背骨が一直線に伸びた理想的な寝姿勢に近づきます。

好みで硬さを選ぶ

ベッドのマットレスの硬さは、好みを重視することも大切です!

マットレス選びでは、個人の好みと慣れが大きく影響します。

マットレスの寝心地は非常に個人的なもので、これまで使ってきたマットレスの硬さや感覚に左右されます。

似たような体格でも、必ずしも同じ硬さのマットレスを快適だと感じるわけではありません。

現在使っている寝具にとくに不満がないのなら、似たような硬さのマットレスを選ぶのもいいでしょう。

ーーーーーー

以上が、マットレスの硬さの選び方でした!

まとめると以下の通りです。

  1. 体型・体重で選ぶ
  2. 睡眠姿勢で硬さを選ぶ
  3. 好みで硬さを選ぶ

続いて、素材別でマットレスの硬さを比較していきます。

 

【素材別】マットレスの硬さを比較

それでは、 素材別でマットレスの硬さを比較していきます

種類 硬さ 体圧分散性 弾力性
高反発ファイバー 硬め
ボンネルコイル 硬め
高反発ウレタン 硬め
ラテックス 中程度
ハイブリッドウレタン 中程度
ポケットコイル 中程度~柔らかめ
低反発ウレタン 柔らかめ

一般的に、硬めのマットレスは体圧分散性に劣る傾向にあり、反対に柔らかめのマットレスは弾力性に劣る傾向があります。

中程度の硬さのマットレスは、体圧分散と弾力性に優れています。

では、ひとつひとつ見ていきましょう!

①硬めのマットレス|標準体重より多い人におすすめ

硬めのマットレスは、基本的には標準より体重の多いがっちりとした体格の人におすすめです!

華奢(きゃしゃ)な体格にはあまり向きません。

▼高反発ファイバー|もっとも硬い

マットレスの中でもっとも硬いのが高反発ファイバーのマットレスです。 

下からサポートする力が強く、寝返りしやすいのが特徴です。

ただし、体が沈み込む感覚はほとんどないため、寝転んだ際に体とマットレスの間に空間ができないよう工夫が必要です。

大柄な人におすすめのマットレスですが、横向き寝が好きな人にとっては、肩の部分が窮屈に感じるかもしれません。

▼ボンネルコイル|フィットする感覚はあまりない

ボンネルコイルのマットレスは、コイルが連結された構造になっており、マットレスの面全体で体を支えます!

そのため、体にフィットする感覚はあまりありません。

高反発ファイバーと同様に、体とマットレスの間にスペースが空かないようにする必要があります。

マットレス上層部の素材によっても硬さが変わるため、どのような素材が表面に使われているのかも確認しましょう。

▼高反発ウレタン|硬めの寝心地

高反発ウレタン素材のマットレスは、寝返りが打ちやすいタイプですが、サポート力が高く、体はあまり沈み込みません。

しかし、高反発ファイバーなどと比べると体圧分散性が高いため、よりフィットした感覚があるでしょう。

こちらも細身の体格には向かず、がっちりとした体格に合うタイプのマットレスです。

②ほどよい硬さのマットレス|迷っている方におすすめ!

マットレス選びに悩んでいるなら、中程度の硬さのマットレスを選んでみるのもおすすめです!

硬すぎず、かといって柔らかすぎることもない、適度な硬さのマットレスが揃っており、さまざまなニーズに応えることができます。

▼ラテックス|体にフィットして支える

ラテックス素材のマットレスは、体にフィットする柔らかさと、体を支える弾力性を兼ね備えています!

ただし、ウレタン素材の約2倍の重量がデメリットです。

また素材がゴムのため、アレルギーのある人には向きません。

▼ハイブリッドウレタン|柔らかくフィットするが沈み込まない硬さ

高反発ウレタン素材と低反発ウレタン素材のメリットを活かして作られているのが、ハイブリッドウレタンのマットレスです。

低反発ウレタンと高反発素材をミックスした素材を使ったり、上層部と下層部にそれぞれ違う反発力の素材を採用することで、心地よくフィットしながらも、肩や腰が沈み込むことなくしっかりサポートします!

体格の大きい人から華奢な人まで、幅広いニーズを満たすマットレスです。

▼ポケットコイル|上層部の素材により寝心地が変わる

ポケットコイルは、内部に数百〜千個ほどのコイル(バネ)が敷き詰められた構造になっており、一つひとつのコイルが体の曲線にフィットして体を支えます!

中程度から柔らかめの寝心地が好みの人に適したマットレスです。

高品質なものであれば、マットレスの硬さが合わないことはほとんどないでしょう。
ただし、
予算として十万円以上想定しておく必要があります。

ボンネルコイルと同じく、寝心地がマットレス上層部の素材の硬さに影響するため、どのような素材が使われているかも確認しておきましょう。

③柔らかいマットレス|寝心地の改善におすすめ

「柔らかめ」の素材に分類されるのは低反発ウレタンのみです!

▼低反発ウレタン|もっとも柔らかい

もっとも体にフィットするタイプです!

このタイプの素材は腰が沈み込みすぎるため、腰痛を引き起こす可能性があることに注意が必要です。

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以上が、 素材別のマットレスの硬さ比較でした!

まとめると以下の通りです。

種類 硬さ 体圧分散性 弾力性
高反発ファイバー 硬め
ボンネルコイル 硬め
高反発ウレタン 硬め
ラテックス 中程度
ハイブリッドウレタン 中程度
ポケットコイル 中程度~柔らかめ
低反発ウレタン 柔らかめ

続いて、マットレスの硬さの調整方法を紹介します。

 

応急処置|マットレスの硬さの調整方法

それでは、マットレスの硬さの調整方法について解説します!

  1. 柔らかくする方法
  2. 硬くする方法

では、ひとつひとつ見ていきましょう!

柔らかくする方法

マットレスが硬すぎる場合は、厚手のベッドパッドもしくはマットレストッパーを重ねましょう!

重ねるものは、柔らかくしたい度合いで調整します。

例えば、若干柔らかくしたいだけなら分厚いベッドパッドで十分です。

ただ、ある程度クッションを高めたいなら厚みのあるマットレストッパーが必要です。

硬くする方法

マットレスが柔らかすぎる場合は、マットレスの上に乗せるオーバーレイマットレスを使う方法があります!

オーバーレイマットレスには高反発・低反発・凸凹タイプなどがあるため、体が沈み込まない自分にあったものを選びましょう。

他の方法としては、やはり買い替えるしかありません。

ーーーーーー

以上が、 マットレスの硬さの調整方法でした!

まとめると以下の通りです。

  1. 柔らかくする方法
  2. 硬くする方法

続いて、理想的な硬さがわからない人におすすめのマットレスを紹介します。

 

マットレスの硬さ選びに迷ったら?パーソナライズマットレスがおすすめ

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まとめ|自分に合ったマットレスの硬さを選ぼう!

今回は、 マットレスの理想的な硬さや選び方、素材別硬さの比較までを紹介しました!

\ この記事のまとめ /

  1. マットレスの理想的なの硬さとは?
  2. マットレスの硬さの選び方|3つのポイントに注目
  3. マットレスの硬さを比較!素材別に解説

体重や体格、それぞれの悩みによって適した硬さのマットレスは異なるため、選ぶ際には自分の寝姿勢や朝起きた時の状態などを思い返してみると良いでしょう。

マットレスの買い換えを検討している人は、今回の記事を参考に自分に合った硬さのマットレスを選んでみてはいかがでしょうか。

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