【高反発と低反発マットレスの違いは?】腰痛にはどっち?選び方を解説
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『高反発マットレスと低反発マットレスって何が違うの?』
『自分には高反発マットレスと低反発マットレス、どっちが合うのかを知りたい!』
この記事ではこんなお悩みについて解説をしていきます。
結論からお伝えすると、高反発マットレスは反発力が高く、寝返りが打ちやすいのが特徴です。
一方で低反発マットレスは、体の形に沿って変形するため体圧分散性に優れ、安定した体制で寝れるのが特徴です。
実は、硬さに大きな違いがあると思われている2つのタイプですが、硬さだけでなく『寝心地・耐久性・寝返りの打ちやすさ』にまで違いがあります。
この記事では、具体的に、高反発と低反発マットレスの違いについてメリット・デメリットや合う人・合わない人まで解説をしていきます!
【この記事でわかること】
- 高反発マットレスと低反発マットレスの大きな違いは、動きやすさ
- 高反発マットレスは、寝返りの打ちやすさや動きやすさ、サポート性を求める方におすすめ
- 低反発マットレスは、包まれるようなフィットする寝心地を求める方におすすめ
- どっちを選ぶべきかわからない、失敗したくない!という方は、最新の『パーソナライズマットレス』がおすすめ
- パーソナライズマットレスなら、自分の体格や寝姿勢、癖などで硬さをカスタマイズできる
高反発と低反発マットレスの違いは寝返りの打ちやすさ
高反発と低反発マットレスの違いはたくさんありますが、最も注目すべき点は『寝返りの打ちやすさ』です。
高反発と低反発マットレスとでは寝返りの打ちやすさがどう違うのか、それによってどんな寝心地の違いがあるのかまで徹底解説をしていきます!
【この章のポイント】
- 反発と低反発マットレスは、体感できる寝心地が大きく違う
- 高反発マットレスの特徴は、寝ている間も動きやすく寝返りが打ちやすい
- 低反発マットレスの特徴は、体圧分散に優れ、一部の部位に圧力がかかることを防いでくれる点
高反発と低反発マットレスは、体感できる寝心地が大きく違う
高反発マットレスは、反発力の高い素材を使ったマットレスのため、一般的に硬く感じやすいく、体がしっかり支えられるような寝心地といわれています。
一方で、低反発マットレスは、反発力の低い素材を使ったマットレスのため一般的に柔らかい、もっちりと感じやすい寝心地です。
どちらも、感じる寝心地がそもそも大きく異なります。 寝心地が大きく異なるのは、反発力、すなわち硬さに違いがありますが、硬さが異なるだけで以下のようにさまざまな面で違いが出てきます。
低反発マットレス | 高反発マットレス |
---|---|
柔らかい・フィットする | 硬い・しっかりサポートされる |
寝返りの回数を減らし、体勢を安定 | 寝返りがしやすい |
安心感を感じる寝心地 | 無駄な力が入らないため疲れ対策になる |
では、具体的にどのように異なるのでしょうか。
以下ではそれぞれのマットレスの効果・特徴について解説をします。 では、具体的にどのように異なるのでしょうか。 以下ではそれぞれのマットレスの効果・特徴について解説をします。
高反発マットレスの効果は?
高反発マットレスは、反発力が高く、体を支える力の強い特徴のあるマットレスです。
体をサポートする力が強いため、寝ている間も動きやすく寝返りが打ちやすいといえます。
無駄な力をかけずに寝返りができることによって、快眠をサポートしてくれます。
寝返りが打ちやすいと、横になっていても血流の滞りが起きにくいことの他に、寝具内に熱がこもることを防ぐこともでき、通気性よくサラッとした寝心地を楽しめるところも、高反発マットレスのポイントです。
低反発マットレスの効果は?
低反発マットレスは、体の形に合わせて柔軟に形を変形させるため、体の凹凸に合わせて フィットするようなサポート感が特徴のマットレスです。
体の曲線に合わせて曲がることから、体圧分散に優れ、一部の部位に圧力がかかることを防いでくれます。
また、寝心地は柔らかいものが多く、包まれるような安心感のある感触を楽しめるところも、低反発マットレスのポイントです。
高反発と低反発マットレスのメリット・デメリットを比較
実際に高反発・低反発マットレスのメリットとデメリットを比較すると、以下の表のような違いがあることがわかります。メリット | デメリット | |
---|---|---|
高反発マットレス | 寝返りが打ちやすい 体温調節がしやすい 耐久性がある | 硬さにより体の一部が痛くなる場合がある 高額になる場合が多い |
低反発マットレス | 安心感のある寝心地 よりフィットする体圧分散 体勢が安定する | 寝返りが打ちにくくなる場合がある 熱や湿気が篭りやすい |
高反発マットレスは、動きやすく、耐久性があるので長持ちするメリットがありますが、一方で体格によっては体圧分散がうまくできずに体の一部が痛くなる可能性があるデメリットがあります。
対して低反発マットレスは、体にフィットするような体圧分散を体験でき、安定した体勢で眠れる点がメリットと言えますが、一方でマットレスによっては逆に寝返りが打ちにくくなる場合があるなどのデメリットがあります。
このように、どちらにも良い点・悪い点はあるので、求める寝心地で選びましょう!
高反発と低反発マットレスどっちがおすすめ?合うひとの特徴を比較
次に、高反発マットレスと低反発マットレスはどっちがどんな人におすすめなのかを比較していきましょう。
前提として、寝心地は個人の体格や体の状態、寝心地の好みよって感じ方は異なるのであくまで参考までにしましょう!
おすすめな方 | おすすめでない方 | |
---|---|---|
高反発マットレス | ・しっかりとした体格の方 ・硬めの寝心地が好みの方 ・サラッとした寝心地が好みの方・寝返りを抑うつかた ・姿勢のサポートが必要な方 | ・硬めの寝心地が苦手な方 ・骨ばっていて、細身の方 |
低反発マットレス | ・小柄な方 ・やわかい寝心地が好みの方 ・フィットするような寝心地が好みの方 | ・動きやすさを求める方 ・熱を感じやすい方 |
高反発と低反発マットレスの選び方|失敗しないためには体格や癖で選ぶ!
この章では、高反発・低反発マットレスに共通する失敗しない選び方を解説します。
結論からお伝えすると、マットレスの選び方で重要なのは『硬さ』『大きさ』『素材』です。 この3つを押さえて、自分にぴったりのマットレスを選びましょう!
【この章のポイント】
- マットレスの選び方①硬さは体格・寝方で選ぶのがおすすめ
- マットレスの選び方②眠りにつきやすい素材で選ぶ
- マットレスの選び方③マットレスのサイズは寝姿勢などを考慮して選ぶ
マットレスの選び方①硬さは体格・寝方で選ぶのがおすすめ
マットレスの硬さは、体型や寝方で選ぶと失敗が少ないと言われています。
例えば、高反発マットレスであれば体型は大柄な方・寝方は寝返りの打ちやすい横向きの方におすすめです。
一方で、低反発マットレスは、小柄な体型の方で、寝返りをあまり打たず体勢の安定が重要な仰向けの方にもおすすめと言えます。
【体型での選び方】体型 | 硬さ |
---|---|
重い | 高反発、硬め |
普通 | 中反発 |
軽い | 低反発、柔らかい |
寝方 | 硬さ |
---|---|
横向き | 低反発 |
うつ伏せ | 高反発、硬め |
仰向け | 中反発 |
マットレスの選び方②眠りにつきやすい素材で選ぶ
高反発・低反発マットレスには、素材によっても寝心地が大きく異なります。 自分がどういった寝心地が好みかで、素材も選ぶとより良いでしょう。高反発マットレスの素材 | |
---|---|
ウレタンフォーム | ・高反発素材の中でも比較的柔らかさを感じやすい素材 ・体にフィットしやすく柔軟性がある ・高反発マットレス初心者の方におすすめ |
ラテックス | ・ウレタンよりも通気性に優れた高反発素材 ・ほど良い硬さでバランスが良い ・通気性にこだわりたい方におすすめ |
メモリーフォーム | ・体温や体圧に反応して変形する高反発素材 ・予算に余裕がある方におすすめ |
ゲル | ・通気性と冷却効果に優れた高反発素材 ・熱を感じやすい人におすすめ |
低反発マットレスの素材 | |
---|---|
ウレタンフォーム | ・低反発素材の中でも王道の安心素材 ・体圧分散に優れており、フィット感のある抜群の寝心地 ・フィットする寝心地を好む人 |
ラテックス | ・低反発素材の中でも通気性・抗菌・防臭に優れた素材 ・通気性にこだわる方におすすめ |
ゲル | ・冷却効果と通気性のある低反発素材 ・体温で形が変形するメモリーフォームと混ぜられたものが多く、よりフィット感を感じやすい ・冷却効果にこだわりたい方におすすめ |
バンブーチャコール | ・竹炭を混ぜ込んだ低反発素材 ・低反発素材の吸湿性の低さが解消できる ・湿気による悩みがある方におすすめ |
好みの寝心地がわからない!という方は、ウレタン系のマットレスがおすすめです。
ウレタン系のマットレスは、マットレス素材の中でも柔軟性が高く、多岐にわたる体格の方に適しているため、失敗が少ないでしょう。
マットレスの選び方③マットレスのサイズは寝姿勢などを考慮して選ぶ
マットレスのサイズは、自分の寝相や、寝室のスペースなどを考慮して選びましょう。 一般的には、マットレスは下記のようなサイズ展開となっています。- シングル(シングルベッド): 幅約90cm - 100cm、長さ約190cm - 200cm
- ダブル(フルサイズ): 幅約135cm、長さ約190cm - 200cm
- クイーン: 幅約150cm - 160cm、長さ約190cm - 200cm
- キング: 幅約180cm - 200cm、長さ約190cm - 200cm
【最新版】失敗しないおすすめマットレスを解説
『結局どっちのマットレスが合うかわからないし、失敗はしたくない!』 という方には、 ウレタンの形状加工の柔軟性の高さを生かして、自分の個性に合わせてマットレスの硬さや形状をカスタマイズできる『nemuli』マットレスがおすすめです。
『nemuli』のマットレスは、自分の体の形状や体重、寝方に合わせてマットレスをパーソナライズできる新しいマットレスです。
通気性の良いウレタン製でマルチな使用シーンを想定しているため、 ・現在使っているマットレスに重ねて、マットレストッパーとして使う ・直接床に敷いて敷布団として使う ・ベッドフレームにおいてマットレスとして使う など多様な使い方ができます。
独自のアルゴリズムで体の個性に合わせて、ウレタンの形、配置をデザインできるため、自分が一番しっくりくる寝方に合わせ、それぞれの寝やすい寝方に最適なマットレスを選べるのが魅力です。
完全オンラインで購入ができるため、時間がない方やすぐに自分にあった寝具が欲しい方にもぴったりと言えます。
マットレストッパー選びで間違えたくない方や、より寝心地にこだわりたい方にもおすすめですよ!
高反発と低反発マットレスの違いは?よくある質問
さて、この記事の最後に高反発と低反発マットレスの違いに関するよくある疑問を解消しましょう!
ぜひ、あなたのマットレス選びの参考にしてみてくださいね。
【この章のポイント】
- 高反発マットレスが合わない人は?
- 低反発マットレスが合う人は?
- 低反発と高反発マットレスはどっちが良い?
- 腰痛がある人には低反発と高反発マットレスどっちがおすすめ?
高反発マットレスが合わない人は?
高反発マットレスは、小柄な方や、背中や腰に痛みを感じやすい方、硬めのマットレスが苦手な方、にはおすすめができません。
高反発マットレスは、他のマットレスと同様に体圧分散にも優れていますが、沈みこむ力は弱いため、体圧のサポートが足りない場合もあります。
ただし、上記の特徴に当てはまるとしても、素材や形状、個々人の好みなどによって異なる場合もあるので一概に当てはまるわけではありません。 参考程度にしましょう。
低反発マットレスが合う人は?
低反発マットレスは、背中や腰を優しくサポートしたい方、姿勢の安定性を求める方、包まれるようなフィット感が好みの方におすすめです。
低反発マットレスは、沈み込むような柔らかさが特徴で、体にフィットする形で体圧分散をしてくれるため体勢が安定する特徴があります。
そのため、上記のような特徴を持った方におすすめと言えます。 ただし、低反発マットレスは背中や腰などの痛みを改善する目的では使用できないため、治療や改善を求める方は病院にかかることをおすすめします。
また、上記の特徴に当てはまるとしても、個々人の好みや製品によっても異なる場合があるので参考程度にしましょう。
低反発と高反発マットレスはどっちが良い?
体勢の安定性や柔らかい寝心地を好む方は『低反発マットレス』、寝返りの打ちやすさや耐久性を求める方は『高反発マットレス』がおすすめです。
ただし、実際に重要なのは好みの寝心地となり、ご自身の体格などによっても感じ方は大きく異なるため、あくまでも参考程度にしましょう。
腰痛がある人には低反発と高反発マットレスどっちがおすすめ?
マットレスは腰痛の治療・改善の目的で使用することはできません。
また、個々人の体格や好みによっても感じ方は異なるため、一概にどちらがおすすめとは言えません。
一般的には、体にフィットするように体圧分散を促す低反発マットレスが人気とされていますが、腰痛を感じやすい方は実際にマットレスを使用してみて決めましょう。