横向き寝におすすめのマットレスとは?正しい選び方や睡眠の質を高めるコツを徹底解説!
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『横向き寝で寝ていると体が痛い…』
『横向き寝にはどんなマットレスが合うの?』
マットレスは基本的に仰向けで寝ることが前提の作りになっています。
その一方、横向きの姿勢の方が落ち着いて寝られる人も多いのではないでしょうか。
寝姿勢にあわないマットレスを使用していると、実は様々なデメリットもあるので自分の寝姿勢にあったものを選ぶことが大切です!
ただ、マットレスを選ぶ際にはどのような視点をもって選べば良いのかや、理想的なマットレスがどのようなものかについて悩むことも多いですよね。
そこでこの記事では、横向き寝におすすめのマットレスの選び方から理想的な姿勢、睡眠の質を高めるコツまでを解説します!
\ この記事のまとめ /
- そもそも横向き寝で眠るメリットとは?デメリットも合わせて解説
- 横向き寝に適したマットレスの選び方|硬さ・厚み・サイズで選ぶ
- 横向き寝をより快適にするコツは?枕や抱き枕にも注目
この記事を読んで、横向き寝のマットレスに関する悩みを解消し、より快適な夜を過ごしましょう!
マットレスに横向きで寝るメリット
早速ですが、横向き寝には主に4つのメリットがあります!
- 腰にかかる負担を軽減できる
- 呼吸がしやすく、いびき対策になる
- 右向きで寝るとお腹に良い
- 妊娠中の体への負担を軽減できる
どのようなメリットなのか具体的に紹介していきます。
腰にかかる負担を軽減できる
横向き寝は腰にかかる負担を軽減できると言われています。
ひざを伸ばしたまま仰向け状態で寝ていると、腰が反りやすくなります。
その場合、ひざを少し曲げておくことで腰への負担は減少しますが、横向き寝は同じように丸まった状態になるため、腰への負担は軽いとされています!
横向きで寝る姿勢は腰に優しく、腰痛対策にもなる体勢だと言えるでしょう。
また、反り腰の人が仰向けで寝ると、マットレスと腰の間にすき間ができてしまいます。
すると腰や背中の筋肉が緊張して、体に負担がかかります。
それに対して、横を向いて軽く背中と膝を丸めた寝姿勢では反り腰の状態を緩和できるため、腰への負担を和らげることができます。
呼吸がしやすく、いびき対策になる
仰向けで寝る場合に比べると横向き寝は呼吸がしやすいため、いびきや睡眠時無呼吸などが起こりづらいと言われます!
上を向いた状態では口蓋垂や舌がのどに落ち込みやすく、上気道が狭くなりがちになり、それが「いびき」の原因になることがあります。
この状態が改善されると、呼吸がしやすくなり、リラックスした快適な眠りにつながります。
横向き寝では、仰向け寝に比べると気道が塞がれるのを回避できるため、いびき対策にもなります。
※ただし、寝姿勢だけで症状が改善するとは限らず、程度により治療が必要な場合もあるので注意してください。
右向きで寝るとお腹に良い
右を下にして横向き寝をすると、お腹に良いとされています!
胃から腸にかけての通り道が右下にあることで、食べ物の移動がスムーズになるからです。
消化吸収しやすくなるため、快適な睡眠にもつながるでしょう。
妊娠中の体への負担を軽減できる
妊娠中は体の左側を下にして寝るのがよいとされています!
左側を下にして寝ることで、子宮による背骨や背中の筋肉、腎臓への圧迫を軽減できるといわれているためです。
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以上が、横向き寝で寝るメリットでした!
まとめると次の通りです。
- 腰にかかる負担を軽減できる
- 呼吸がしやすく、いびき対策になる
- 右向きで寝るとお腹に良い
- 妊娠中の体への負担を軽減できる
続いて、横向き寝で寝るデメリットを紹介します。
マットレスに横向きで寝るデメリット
次に、横向きで寝ることによる主な3つのデメリットを紹介します。
- 圧迫感がある
- 身体が歪みやすい
- 肩や腰に負荷がかかりやすい
一つひとつくわしく見ていきましょう!
圧迫感がある
背中全体で身体を支える仰向けに比べて、横向きは肩、腰、腕、骨盤などの少ない面積でしか身体を支えられません。
これらの部分に大きく負担がかかり、圧迫感がある点がデメリットの一つです。
体圧分散度の高いマットレスの利用で圧迫感が軽減されます。
身体が歪みやすい
横向き寝は体の片側に負荷がかかるため、長時間同じ姿勢が続いた場合、骨盤や筋肉のバランスが崩れて体の歪みを引き起こすことがあります。
ただし、睡眠中は寝返りを打ちながら寝姿勢を変えているため、必ずしも横向き寝が体の歪みを引き起こすわけではありません。
横向き寝が習慣になっている方は、思い当たることがないかチェックしてみてくださいね。
肩や腰に負荷がかかりやすい
横向き寝は、仰向け寝と比べて体の接地面積が少ないため、肩や腰(骨盤)あたりに負荷が集中しやすくなります。
負荷が集中すると血行が悪くなり、筋肉のコリや冷えの原因になることがあります。
右か左か、片側だけを向いて寝る癖があると、その片側だけに症状が出ることもあるでしょう。
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以上が、横向き寝で寝るデメリットでした!
まとめると次の通りです。
- 圧迫感がある
- 身体が歪みやすい
- 肩や腰に負荷がかかりやすい
続いて、横向き寝をした際の理想的な身体の状態を紹介します。
横向き寝をした際の理想的な身体の状態
横向きの理想的な寝姿勢とは、「体の軸が床と平行」になっている状態です。
横向きで寝ると、突き出ている肩と腰の部分に大きな圧力がかかります。
使用しているマットレスの種類によって肩や腰が沈み込んだり持ち上がったりしますが、程よく沈み込んだ状態が最も適切です。
肩や腰に大きく負担がかからないよう、背骨がまっすぐのまま寝るのが正しい横向き寝だと言えます。
また、マットレスは主に「高反発」と「低反発」に大別されます。
高反発マットレスで横向きに寝た場合と低反発マットレスで横向きに寝た場合、それぞれの身体の状態について解説します。
高反発マットレスで横向き寝をした場合
寝返りが打ちやすくなるよう、適度な硬さが保たれているのが高反発マットレスです。
横向き寝をした場合、突き出た肩や腰がマットレスに沈み込まず、上に乗る状態になります。
床に横向きで寝ているのと同じように肩と腰が圧迫され、背骨が曲がった姿勢になるのです。
数時間この寝姿勢でいると、圧迫され続ける肩や腰、曲がった背骨によって負担がかかる背中に痛みが生じます。
また、これらの痛みをかばうため、他の部分にも痛みが発生する可能性もあります。
低反発マットレスで横向き寝をした場合
一方、体の曲線や重さに合わせて適度に沈み込む仕様になっているのが低反発マットレスです。
低反発マットレスで横向き寝をした場合、肩や腰がちょうど良い具合に沈み込んで身体が支えられます。
肩や腰への過度な圧迫感がなく、背骨もまっすぐの状態になるので、正しい寝姿勢で快適に眠ることができるでしょう。
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ここまで、横向き寝をした際の理想的な体の状態を解説してきました!
ここからは、理想的な横向きの寝姿勢のためには、どのようなマットレスを選べばよいのかを紹介していきます。
横向き寝に適したマットレスの選び方
快適に横向きで寝るためには、横向き寝に適合したマットレスを選ぶことが大切です!
- 柔らかめの寝心地のマットレス
- 2層構造になっているマットレス
- 体圧分散性に優れたマットレス
- センターハードになっているマットレス
- 10cm以上の厚みのあるマットレス
- 大きめサイズのマットレス
- 凸凹タイプのマットレス
ここでは、選び方のポイントを紹介していきます。
柔らかめの寝心地のマットレス
横向き寝には高反発素材を使ったマットレスよりも低反発素材のマットレスの方がおすすめです!
低反発で柔らかめのマットレスを使うと、適切に肩や腰を沈ませて背骨をまっすぐにしてくれるため、気持ちの良い横向き睡眠が実現します。
また、身体を安定させるのはもちろん、ふわっとした寝心地も味わえるでしょう。
柔らかすぎても身体が深く沈み込んでしまうため、「少し」柔らかめなものを選ぶのがコツです。
2層構造になっているマットレス
マットレスは、あまり柔らかすぎても寝返りが打ちにくいといった欠点があります。
横向き寝には柔らかいタイプのマットレスがおすすめですが、寝返りができないと腰痛・肩こり・寝不足の原因になりかねません。
「肩や腰がちょうど良く沈む柔らかさ」と「身体を支えて寝返りが打ちやすい硬さ」の両方を兼ね備えたマットレスが理想的です!
低反発素材の上部と高反発素材の下部に分かれている2層構造のマットレスなら、横向き寝を維持しながら寝返りも打ちやすいでしょう。
体圧分散性に優れたマットレス
寝姿勢を安定させ、リラックスして眠るためには、体圧分散性に優れたマットレスを選びましょう!
横向き寝の場合、肩と腰といった特定の部分に大きな圧力がかかるため、身体全体の体圧が分散されることが重要になります。
体圧分散性に優れた素材で代表的なものは、低反発マットレスなどに使用されているウレタンフォームです。
適度に身体が沈み込むので、寝姿勢が安定しやすくなります。
センターハードになっているマットレス
より快適な横向き寝を追求する場合、「センターハード」構造のマットレスを選ぶと良いでしょう!
センターハードのマットレスは、肩の部分は柔らかく、腰の部分は硬めの構造になっています。
横向きで寝た時に、肩は深めに沈み込み、腰は少し反発した状態になるため、背骨が曲がりません。
身体に負担をかけずに楽な姿勢で横向き寝したい方におすすめです。
10cm以上の厚みのあるマットレス
マットレスの厚みは、最低でも10cm以上あると良いです!
マットレスが薄過ぎると、横向き寝で肩と腰に大きく比重がかかった時に床の硬さが感じられてしまいます。
いわゆる「底付き感」があることで快適な睡眠が妨げられるだけでなく、痛みの原因にもなります。
十分な厚みが確保されているか必ずチェックしておきましょう。
大きめサイズのマットレス
横向きで寝るのは仰向けに比べてマットレスに接する面積が小さくなるため、身体への負担が大きくなりがちです。
負担が軽減されるよう無意識で行っているのが寝返りですが、マットレスのサイズが小さいと寝返りが打ちづらくなります。
横向き寝が好きで、もともと寝相が悪い人や寝返りの回数が多い人は、大きめサイズのマットレスを選ぶと良いでしょう。
1人で寝る場合はシングルよりワンサイズ上のセミダブルを、2人で寝る場合はダブルよりワンサイズ上のクイーンを選ぶのも一つの方法です。
凸凹タイプのマットレス
横向き寝に適している低反発マットレスですが、中のウレタン素材は一般的に通気性が低いものになります。
カビの発生を防ぐためにも対策が必要ですが、凸凹タイプのマットレスなら通気性に優れ、湿気がこもる心配がありません。
また、凸凹形状で身体をより適切に支えることも可能です。
横向きでも身体に負担がかからず湿気対策にも優れているため、おすすめのマットレスだと言えます。
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以上が、横向き寝に適したマットレスの選び方でした!
まとめると次の通りです。
- 柔らかめの寝心地のマットレス
- 2層構造になっているマットレス
- 体圧分散性に優れたマットレス
- センターハードになっているマットレス
- 10cm以上の厚みのあるマットレス
- 大きめサイズのマットレス
- 凸凹タイプのマットレス
続いて、横向きねをより快適にするコツを紹介します。
横向き寝をより快適にするコツ
それでは、最適なマットレスを選んだ上で、より快適な横向き寝を行うためにはどのようなコツがあるのか紹介していきます!
- 横向き寝に合った枕を選ぶ
- 身体の状態に合わせて寝る向きを変える
- クッションや抱き枕を使う
それぞれ詳しく見ていきましょう。
横向き寝に合った枕を選ぶ
枕は、横向き寝をして背骨がまっすぐになる高さや硬さのものを選びましょう。
せっかく適切なマットレスを選んでも、枕の高さが低すぎたり高すぎたりすることで背骨がまっすぐにならず、肩や腰の筋肉がこわばってしまいます。
また、身体に合っていない枕で首を痛める可能性もあります。
横向きで枕に頭を乗せてみて、無理のない姿勢になるかしっかり確認してから選ぶと良いでしょう。
また、左右にスムーズに寝返りを打つためには頭3つ分の横幅が必要なので、幅60cm以上のサイズがおすすめです。
身体の状態に合わせて寝る向きを変える
横を向いて寝る時は、身体の状況に合わせて左右の向きについても考慮してみましょう。
右を向いて寝た場合は、心臓や消化器官が圧迫されず、心臓の動きや消化吸収の移動がスムーズになる利点があります。
左を向いて寝た場合は、左側にある消化器官への負担が軽減されて、身体の老廃物の排出を促す効果があるとされています。
より良い睡眠と健康のために、身体の状態に合わせて横向き寝の左右の向きを変えてみるのもひとつの方法ですね。
ただし、ひとは一晩に20回前後も寝返りを打ち、無意識のうちに向きが変わるので、就寝前に左右を気にしすぎる必要はないでしょう。
クッションや抱き枕を使う
クッションや抱き枕を抱えて横向きに寝ることで、マットレスへの接触面積が増えて肩や腰だけに過度な圧力がかかりにくくなります。
また、 体圧集中により身体が必要以上に沈み込みやすいという横向き寝のデメリットがカバーされ、寝姿勢が安定するため、心地よい眠りにつながるでしょう。
横向き寝のデメリットを補ってサポートしてくれるので、ぜひ取り入れてみてください。
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以上が横向きねをより快適にするコツでした!
まとめると次の通りです。
- 横向き寝に合った枕を選ぶ
- 身体の状態に合わせて寝る向きを変える
- クッションや抱き枕を使う
おわりに|横向き寝の人にはパーソナル マットレスがおすすめ
今回は、横向き寝におすすめのマットレスの選び方から理想的な姿勢、睡眠の質を高めるコツを紹介しました!
\ この記事のまとめ /
- そもそも横向き寝で眠るメリットとは?デメリットも合わせて解説
- 横向き寝に適したマットレスの選び方|硬さ・厚み・サイズで選ぶ
- 横向き寝をより快適にするコツは?枕や抱き枕にも注目
横向き寝の理想的な寝姿勢や、マットレスの選び方を解説してきましたが、『結局横向き寝にぴったりなマットレスってどれ?』とお悩みの方におすすめなのは、 パーソナライズマットレス『nemuliマットレス』です!
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