【腰痛には高反発マットレスがおすすめ?】メリットや選び方までを徹底解説
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『 高反発マットレスと低反発マットレスの違いがよく分からない…』
『腰痛には高反発マットレスが向いているって本当?』
と思っている人も多いのではないでしょうか。
自分の体にあわないマットレスを使用していると、実は様々なデメリットもあるので自分にあったものを選ぶことが大切です!
そこで、この記事では、高反発マットレスの特徴やメリット、腰痛におすすめの高反発マットレスの選び方までを解説します!
\ この記事のまとめ /
- 腰痛には高反発マットレスがおすすめって本当?
- 高反発マットレスの特徴|メリット・デメリットも解説
- 腰痛におすすめの高反発マットレスの選び方|硬さや厚さにも注目
この記事を読んで、マットレスに関する悩みを解消し、より快適な夜を過ごしましょう!
腰痛には高反発マットレスがおすすめって本当?
睡眠の姿勢が原因で腰痛を発症している方には高反発マットレスは効果的です!
腰痛には複数の原因がありますが、原因の一つがマットレスにあります。
寝ているとどうしても「肩」や「腰」などに体重がかかってしまう為、人間は寝ている間に平均で20回以上寝返りを打つと言われています。
仰向けで寝る場合、「背骨がなだらかなS字カーブを描いた状態」の寝姿勢が理想的です。
高反発マットレスには適度な反発力があるため、腰をしっかりと支えて理想的な寝姿勢を保ちやすくなります。
また、適度な反発力によって寝返りも打ちやすく、就寝中の腰や肩などにかかる負担を軽減しやすいのも、腰痛で悩む方に高反発マットレスが向いているといわれる理由の一つです。
ただし、体格や寝た時の感覚は人によって異なるため、必ずしも高反発マットレスが腰痛持ちの方に合っているわけではありません。
人によっては別の種類のマットレスのほうが腰の痛みを感じない場合もあるため、「腰痛持ちだから高反発マットレス」と決めつけるのではなく、マットレスを選ぶ時にはいくつかの種類を比較すると良いでしょう。
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続いて、高反発マットレスの特徴を紹介していきます!
高反発マットレスの特徴|低反発マットレスとの違いを比較
高反発マットレスは、文字どおり反発力の高いマットレスです!
マットレスに使用されている素材による差はあるものの、反発力があるため体の過度な沈み込みが避けられるという特徴があります。
高反発マットレスの特徴を低反発マットレスと比較して、くわしく解説します!
- 硬めで寝返りがしやすい
- 反発力が強く起き上がりやすい
- ほどよいフィット感で沈み込みすぎない
- ヘタリにくい
- 通気性が高い
- 価格はやや高め
それでは、ひとつひとつ見ていきましょう!
特徴①硬めで寝返りがしやすい
低反発マットレスは「やわらかめ」、高反発は「かため」の寝心地が一般的です。
高反発はマットレスが固く体が沈みにくく寝返りがしやすく、一方で、低反発は体が沈みやすく寝返りがしづらくなります。
特徴②反発力が強く起き上がりやすい
名前の通り高反発ほど反発力が強くなり、低反発ほど反発力が弱くなります!
高反発は衝撃を反発させるため硬くなり、低反発は逆に衝撃を吸収するため軟らかくなります。
そのため、高反発マットレスの方が、起き上がりや寝返りがしやすくなります。
逆に、低反発マットレスは反発力がないため、マットレスのサポート力なしでも問題なく起き上がれるような筋力が必要になります。
特徴③ほどよいフィット感で沈み込みすぎない
高反発マットレスは程よいフィット感はありますが、反発力が高いため体が沈み過ぎるのを抑えてくれます。
痩せ型の方の場合はフィット感をあまり感じられず、腰が浮いてしまう可能性もあります。
一方、低反発マットレスは高反発マットレスよりもフィット感が高めです。
体に合わせて沈み込み、吸いつくようなフィット感があります。体重が重い方が使用すると、体が沈み過ぎることもあるので注意が必要です。
特徴④ヘタリにくい
マットレスのヘタりにくさの点では、高反発マットレスの方が高いのが一般的です!
反発力が高い分、体重によってマットレスの変形が生じにくいため長く使うことできます。
低反発マットレスはやわらかい分、変形しやすいというデメリットがあります。
特に最も体重のかかる腰部分は、睡眠中に凹んでしまうためヘタりが生じやすくなります。
お手入れ方法や品質、素材の密度によっても変わってきますが、耐久年数は低反発が3~5年、高反発が5~8年が目安です。
特徴⑤通気性が高い
一般的に通気性が高いのは、高反発マットレスです!
低反発マットレスは体にしっかりフィットするため、「蒸れやすい」と感じる方も少なくありません。
特に夏場や湿気の高い時期は、寝苦しく感じてしまうでしょう。
また、高反発マットレスには波形カットなど通気性を高める加工が施されることが多いですが、低反発マットレスには素材の性質上あまり加工には向いていません。
そのため、低反発マットレスに加工が施されているものはほとんどなく、通気性の観点では全体的に高反発より劣ります。
特徴⑥価格はやや高め
高反発マットレスの価格相場は3~8万円程度と、低反発マットレスよりは高めになります。
中には20万円以上するものもある程です。
ただし、10年以上使えるケースもあるので、価格だけでなく耐久性や寝心地などを総合的に見て判断するようにしましょう!
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以上が、高反発マットレスの特徴でした!
まとめると以下の通りです。
- 硬めで寝返りがしやすい
- 反発力が強く起き上がりやすい
- ほどよいフィット感で沈み込みすぎない
- ヘタリにくい
- 通気性が高い
- 価格はやや高め
続いて、高反発マットレスのメリットを紹介します。
高反発マットレスのメリット
高反発マットレスのメリットについて解説します!
- 寝返りがしやすく肩や腰への負荷を減らせる
- 通気性がよく、蒸れを軽減できる
- 正しい寝姿勢をキープでき、腰痛対策も期待できる
それでは、ひとつひとつ見ていきましょう!
寝返りがしやすく肩や腰への負荷を減らせる
高反発マットレスは適度な反発で肩や腰など体重が一点に集中せずに体全体で支えることが出来るため、睡眠時の姿勢がキープでき寝返りを打ちやすいのがメリットです!
頻繁に寝返りをすると、腰や肩の大きな負担となってしまうこともあります。
高反発マットレスは反発力の強さから身体が沈みにくく、スムーズに寝返りが可能です。
睡眠時の腰の痛みに悩んでいる人は、寝返りをサポートしてくれる高反発マットレスがおすすめです!
通気性がよく、蒸れを軽減できる
高反発マットレスは、ファイバー素材などを使っているため、通気性が良いのが特徴です!
特に寝苦しさを感じる夏の時期にはピッタリで、夏だけ高反発マットレスを使用している人も。
汗による蒸れを軽減できるから、寝汗が気になる人にもおすすめです。
正しい寝姿勢をキープでき、腰痛対策も期待できる
寝ている時の正しい寝姿勢は、仰向けでまっすぐ寝転がった姿勢。
高反発マットレスは体圧分散性に優れているため、体圧を均等にして正しい姿勢をキープしてくれます!
身体に気を遣うスポーツ選手やアスリートにも愛用者が多く、腰痛対策に効果があることも。
猫背や反り腰が気になる人は、高反発マットレスを試してみると良いでしょう。
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以上が、高反発マットレスのメリットでした!
まとめると以下の通りです。
- 寝返りがしやすく肩や腰への負荷を減らせる
- 通気性がよく、蒸れを軽減できる
- 正しい寝姿勢をキープでき、腰痛対策も期待できる
続いて、高反発マットレスのデメリットを紹介します。
高反発マットレスのデメリット
高反発マットレスのデメリットについて解説します!
- 保温性が低く、人によっては寒さを感じる
- 低反発マットレスに比べて値段が高い
- 反発力が高く、横向きでは寝にくい場合がある
保温性が低く、人によっては寒さを感じる
高反発マットレスは通気性がいいため、その分保温性が低い傾向にあります。
極端に寒がりな人や、気温が低い地域に住んでいる場合は、特に寒さを感じやすいかもしれません。
ただ、毛布や掛け布団を保温性が高いものにすれば冬でも快適に眠れるはずなので、衣服で体温調節をするのがおすすめです!
低反発マットレスに比べて値段が高い
高反発マットレスは、使われている素材や構造が理由で低反発マットレスよりもやや値段が高めになっています。
ただ、高反発マットレスは耐久性が高く長持ちしやすいため、長年使用するなら低反発マットレスよりもコスパが良く感じるはずです。
反発力が高く、横向きでは寝にくい場合がある
高反発マットレスは、普段横向きで寝ている人は寝にくく感じることもあります。
肩や腰が高い反発力によって跳ね返され、圧迫されるように感じることが原因です。
もし横向きで高反発マットレスを使いたい時には、ラテックス素材など高反発マットレスの中でも柔らかめの製品を選ぶのがおすすめです!
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以上が、高反発マットレスのデメリットでした!
まとめると以下の通りです。
- 保温性が低く、人によっては寒さを感じる
- 低反発マットレスに比べて値段が高い
- 反発力が高く、横向きでは寝にくい場合がある
続いて、腰痛におすすめのマットレスの選び方を紹介します。
腰痛におすすめのマットレスの選び方
腰痛におすすめのマットレスの選び方について解説します!
- 自分に合った素材を選ぶ
- 底付き感のない厚さを選ぶ
- 体重に合った硬さを選ぶ
- 耐久性を確認する
- 通気性の良さを確認する
- 洗いやすさを確認する
それでは、ひとつひとつ見ていきましょう!
自分に合った素材を選ぶ
高反発マットレスの素材は「高反発ウレタン素材」、「ファイバー素材」、「ラテックス素材」が代表的です。
さらに、「ポケットコイル素材」「ボンネルコイル素材」を使用したものも高反発マットレスに含まれます。
①高反発ウレタン素材:お手頃価格で、好みの硬さを選びやすい
高反発ウレタン素材のマットレスは体が適度に沈み込みやすいことから負荷が一点に集中しづらいため、スムーズな寝返りを打つために重要な体圧分散性に優れています。
ウレタンマットレスは、低反発から高反発まで好みの硬さを選びやすくなっており、フレームに敷いて使うのはもちろんのこと、床に敷いて使える商品も多く、ベッドになじみがない人でも使いやすいといえるでしょう。
また、ほかの素材に比べて比較的安い値段で購入が可能なので、寝心地と価格のバランスがちょうどよく、初めて高反発マットレスを買う人にもおすすめです!
②ファイバー素材:通気性が高く、水洗いが可能
ファイバー素材とは、ポリエチレンを繊維状にしたものを編み込んだ素材です!
他の素材に比べて、通気性が優れており、蒸れにくいから寝苦しい夏にもぴったりで、カビが生えにくいというメリットも。
防水性に優れているため、水洗いも可能で、清潔感を重視したい人にはぴったりです!
③ラテックス素材:体圧分散性が高い
ラテックス素材は、柔らかさと反発力の高さを併せ持っている点が特徴です。
体圧分散性が高く特定の部位に負担をかけず快適な睡眠をサポートしてくれます!
また、耐久性も高く長い期間使えるのもうれしいポイント。
通気性が良く湿気が溜まりにくいため、ダニやカビが発生しにくいというメリットがあります。
一方、ゴムアレルギーがある方は使用できない点に注意が必要です。
ラテックスの中にも、100%天然ラテックス、天然ラテックス、合成ラテックスの3つの種類があるため、購入する際は事前に確認することがおすすめです。
④ポケットコイル素材:機能のバランスが良く、値段が高め
ポケットコイル素材は、体圧分散性、通気性、耐久性がどれも高いのが特徴!
高級マットレスによく使われる素材で、ほかの素材のマットレスに比べて値段が高いことが多いです。
体圧分散性が高く、マットレスと体の間に無駄な隙間ができにくいのが魅力で、フィット感が高いので、腰が浮きやすい方におすすめです!
⑤ボンネルコイル素材:耐久性が高く、コスパが良い
ボンネルコイル素材は、高反発マットレスの中でも最も耐久性が高いのが特徴です!
マットレスの基盤となるコイル同士が連結していて、「面」で体を支えます。
寝心地はポケットコイルマットレスに比べて硬いため、特に筋肉質な体型の男性にとっては寝返りがしやすい傾向にあります。
値段もリーズナブルなものが多く、コスパを重視する人にはおすすめです!
それぞれ価格や寝心地に違いがあるので、自分に合うものを選びましょう!
底付き感のない厚さを選ぶ
高反発マットレスを選ぶときは、厚さも重視しましょう!
マットレスの厚みは、薄めのものから厚めのものまでさまざまです。一般的には、10cm前後だと薄め、30cm以上だと厚めとされます。
低い位置から起き上がろうとすると、腰への負担が大きくなるものです。
そのため、腰痛持ちの方は分厚いマットレスにすることで高さができ、腰への負担を減らすことができます。
体重に合った硬さを選ぶ
使用する方の体重によって、適切なかたさは異なります。
マットレスに寝転がった時にお尻と腰に同じ圧力、またはそれに近い圧力のかたさのマットレスを選ぶようにしましょう。
ウレタンフォームを用いたマットレスには、反発力(硬さ)の単位N(ニュートン)が記載されています。
・60N前後:柔らかめ・70〜90N:普通
・100N以上:硬め
というのがひとつの目安になります。
体重に合わせて適切なかたさのマットレスを選ぶことで、腰痛悪化の予防につながります。
ただ、同じN数値でも、メーカーによっては硬さが異なったり、表面加工がされている物は、N数が高くても柔らかく感じることもあるため、N数は目安として覚えておきましょう。
耐久性を確認する
マットレスは毎日使用するので耐久性も重要になります!
特にスプリングを使用している高反発マットレスは耐久性が重要になります。
マットレスは決して安い買いものではないため、一度購入したらできるだけ長く使用したいものです。
そのためにも、耐久性は事前にきちんと確認しましょう!
通気性の良さを確認する
見た目ではわかりづらいですが、長く使用するうえで通気性も重要になります!
マットレスの通気性は素材によって異なりますが、通気性の高さは就寝環境を左右する重要な要素でもあります。
空気の逃げ道がないことから布団の内部が蒸れやすく、夏場は寝づらさを感じるかもしれません。
そのため、除湿といった適切なお手入れを行うと良いです。
洗いやすさを確認する
マットレスは睡眠時に汗や皮脂などの汚れが溜まりやすいので、カバーが簡単に着脱できるなどお手入れのしやすさもポイントです!
睡眠中は多くの汗をかくのでマットレスは湿気を含んだ状態になりやすく、そのまま放置するとカビや雑菌の発生が懸念されます。
清潔に使うためにも、水洗いできるかや干しやすさなども忘れずに確認しておきましょう!
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以上が、腰痛におすすめのマットレスの選び方でした!
まとめると以下の通りです。
- 自分に合った素材を選ぶ
- 底付き感のない厚さを選ぶ
- 体重に合った硬さを選ぶ
- 耐久性を確認する
- 通気性の良さを確認する
- 洗いやすさを確認する
おわりに|腰痛に悩んでいる人はnemuli パーソナライズマットレスがおすすめ!
今回は、高反発マットレスの特徴やメリット、腰痛におすすめの高反発マットレスの選び方までを紹介しました!
\ この記事のまとめ /
- 腰痛には高反発マットレスがおすすめって本当?
- 高反発マットレスの特徴|メリット・デメリットも解説
- 腰痛におすすめの高反発マットレスの選び方|硬さや厚さにも注目
腰痛におすすめの高反発マットレスを解説してきましたが、『マットレスが体に合わず腰痛が治らない…』という方には、自分の個性に合わせてマットレスをカスタマイズできる、 パーソナライズマットレス『nemuliマットレス』がおすすめです。
『nemuli』のマットレスは、自分の体の形状や体重、寝方に合わせてマットレスの形をパーソナライズできる新しいマットレスです。
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